笑顔の61m先

そこから君を見ていたい

ここが私の夢のHollywood

こんにちは。該当担の皆さま、8日は本当にお疲れ様でした。私はというとその日の終演後ほとんど寝られませんでしたが、*1さすがにだいぶ落ち着きました。とはいえふとした瞬間にまだつらくなるし、1日何してても気を抜くと考えてしまって半分トラウマ化してる気が否めなくないけど(笑)

まあいちオタクの私なんかのそれより当事者の方がもっとよっぽど大きな感情を抱えてるだろうけど、その日起こったこととこのブログを書いている「私が」思ったことを書きます。何が言いたいのかあまりまとまってないかもだけど、自分が整理するためも兼ねてるから許して。

 

先日のドーム公演にて、SixTONESSnow Manが2020年に同時デビューすることが発表された。

 

なんというか、最初にそれを知った時、あまり悲しくなくて、むしろ「だろうな」感が強かった。現実感がないっていうのもあった。実感がわかなかったって言った方がいいかな。正直ここ最近の露出とかオープニングと演出とかがなんかもうあまりにも匂わせ下手すぎて「やっぱりそうか」くらいにしか思わなかった。

 

でも、花束が出てきて、スノストがFIRE STORMを歌って、それぞれ持ち歌を歌って。開演前「Lock onのコールやりたいからめっちゃやって欲しい」と思ってたのに、待望のコールをする元気はもうなくなってた。

 

やっと2グループ以外がメンステに出てきてみんなでFIRE BEATを歌って、いろんな人の顔がアップになっていって、そこで如恵留くんのあの顔がモニターに大写しになって、

 

 

 

その瞬間、今まで出なかった涙が急に止まらなくなって、その場に崩れ落ちることしかできなかった。

 

 

 

 

デビューするグループの中に、あの2グループと一緒に「兄組」として関東ジャニーズjrを引っ張ってきたはずの彼らの名前は、そこにはなかった。

 

 

あのとき、FIRE BEATをみんなで歌ったとき、私が見た限りいつもどんなことがあってもステージでは顔を崩さなかった如恵留くんが、一瞬とはいえカメラに抜かれていることさえも気にしないほどに高貴な顔をぐしゃぐしゃにして泣いていた。

 

後少しYouTubeの再生回数があったら。

後少しグッズが売り切れたりすれば。

後少しいろんなところに要望を出していれば。

 

いろんな「後少し」が少しずつ足りなかったことが如恵留くんにあの顔をさせてしまったのかもしれないということも、それほどのことなのに(真意は本人にしかわからないけど)「やっぱりそうか」の一言で済まそうとした自分も全て、何もかもが本当に情けなくなって。あの曲で踊ることも、ペンライトを振ることさえもできなかった。如恵留くんのあの顔を見た私にできたのは、ただひたすら泣きまくるぐらいだった。そんな曲が、トラジャと縁が深いキスマイの曲だったというのも、何かの運命のいたずらなのかな。

 

 

そんな中での、あの夢のHollywood。

 

 

私は、冗談抜きであの時、Travis Japanが世界で一番かっこいいと思った。

 

 

あの辺*2のスノストのパフォーマンスの記憶がマジでなくて多分死んでたんだろうなって感じなんだけど、直後になにわ男子がパフォーマンスした瞬間脳内でセトリを作った人を1000000回殴ったり、最後となってしまった5人の宇宙Sixのパフォーマンス見て泣いたり、安心感のあるMADEのパフォーマンスでさえなんかしんどくなったりして、そんな時に流れた夢のHollywoodのイントロ。

 

 

舞台の大階段からせりあがって来た彼らをひとりひとり双眼鏡で見て、また号泣してしまった。

 

 

あんなに、もう立ち直ることができなくなってもおかしくない出来事があってすぐなのに

 

 

ステージの上の如恵留くんは、彼らは、泣いていなかった。むしろ、少し笑顔さえ浮かべていた。

 

 

彼らはあの発表から数分で「自らの悲しみ」を封印し、「観客の笑顔」を優先した。アイドルとして、エンターテイナーとして、笑顔を届けることに全力を尽くしてくれた。

 

 

 

夢のHollywoodは特に、Travis Japanの曲の中でもいろいろな形、それからいろいろな感情でのパフォーマンスが多い曲だと個人的に思う。6人のパフォーマンスから5人のパフォーマンス、そして7人のパフォーマンス。松松加入時の少クラをリアルタイムで見た時は、凄く感動したのを今でも覚えてる。

 

 

ジャニーズの大先輩の錦織さんの教えに「ステージ上に自分の悲しみを持ち込むな」というものがあるんだけど、それをあの時あの感情の中で、完璧に体現してみせた7人の作り上げた夢ハリは、世界一強くて、世界一かっこよかった。まさに東京ドームが「夢のHollywood」になっていた。それを見た私には、もう泣くことはできなかった。唯一できたのは、彼らの見せたエンターテイメントに、惜しみ無い歓声と拍手を送ることだけだった。

 

 

 

SixTONESSnow Manのみなさん

デビューおめでとうございます!SixTONESSnow Manも、ずっといろんなところで頑張っていたのを見ていたので、デビューの瞬間に立ち会えて(それまでオタクしていられたということも含め)びっくりと同時に嬉しかったです。これから大変かと思いますが、みんななら大丈夫だと思います。陰ながら応援しています。

 

 

 

Travis Japanのみなさん

 

もうみんなが言ってると思うけど、あの場所でデビュー発表をさせてあげられなくて、あの場所で喜ばせてあげられなくて、あんな顔をさせてしまってごめんなさい。あの瞬間の夢のHollywood、どんなに年月が経っても忘れないと思います。ファンができることは少ないけれど、その全てを全力でさせてもらいます。だから、絶対に7人デビューしようね。

 

 

川島如恵留くん

 

 

如恵留くんの長い歴史の中の2年ほどしか本気で追っていないど新規の私が何を言ってもって感じではあるかもしれませんが、私は貴方のあの涙、そして夢ハリの間奏の「行くしかねえだろ!!!」という叫びを一生忘れません。あの瞬間私は、貴方の、そして貴方の大切なグループのためにできることはこれまで以上にしていく覚悟を決めました。だからどうか、夢のHollywoodに行くときは、7人でステージに立つ姿を見せてください。

 

アイドルでいてくれてありがとう。

 

 

 

 

 

最後に歴史上の偉人である彼の言葉を借りて終わります

 

俺たちの伝説は始まったばかりなので

ここで最後にしないでください!!──────────猪狩蒼弥(2019.8.8)

 

*1:8日-9日にかけて2時間だけ寝ました

*2:デビュー発表から5曲くらい