笑顔の61m先

そこから君を見ていたい

オランジーナのCMのTravis Japanは”何”なのか

どうもこんにちは、A.B.C-Zのツアーとテレ東音楽祭がほぼ同時に決まってテンション上がってルンルン(死語)で2回目を更新する人です。よかった!!!!!今年もスルメ*1回避できた!!!!!!!!後はミュージックデイと音楽の日だな!!!!!!!!!!!!!

 

さて、今回話したいのはそのことではなく

「オランジーナ100」のCMについてです

 

皆さんもう見ました?最高でしたねあのCM。私も10回くらい見ました。しかし、いい仕事を貰ったな~としみじみしながら11回目を見ようと手を伸ばした時、ふとある疑問が生じました。

 

「そういえば、このCMにおけるトラジャは何なんだろう」

 

よく考えてみてください。このCMは「社会人の小手さんがオランジーナ100を飲むと学生時代に戻り同級生だったTravis Japanと歌って踊って現実に戻って新たな一歩を踏み出す」という少年たちのようなトンデモトンチキストーリーですが、一緒に踊っていた彼らが小手さんの「普通の」同級生だと仮定すると、少し不自然なところがいくつか存在するんです。

ということでそれが何か今から説明しますが、みなさんお気づきの通りこちらは「人間と見せかけて実は抽象的なものの具現化」や「人間と見せかけて実はもう存在していなかった」などのキャラクターに死ぬほど興奮してしまう病が治らない人と書いて私と読む私による100%妄想の上倫理もへったくれもない可能性があるので「コイツ何か言ってる」程度に聞き流してください 読んでからの苦情は受け付けません

 

早速動画に沿って気になることを説明していきます。

 

気になること① 高校生のセリフ

主人公(小手さん)がオランジーナ100を飲んで高校にやってきた(戻ってきた?)ときの彼ら(Travis Japan)のセリフとバスケのあとのセリフ、これら全て書き出してみるとこのようになります。

 

「おっさんになったな!」

 

「面影ある!」

 

「そんな顔濃かった?」

 

「サラリーマン?ちゃんと働いてる?」

 

「羽ァ振りよさそっ*2

 

「彼女出来た?」

 

「にしてもそんな顔濃かった?」

 

 

 

「まだ大丈夫だよ」


「遅くなんかない」

 

「オランジーナも100になる時代だし」

 

ナチュラルに生きろってさ」

 

人生100年だし」

 

「オランジーナも100だから濃いし」

 

「にしてもこんな顔濃かったっけ?」

 

これ、最後のオランジーナ関連と顔濃い関連はネタだろうからともかく、全員とも明らかに「高校の同級生」の主人公ではなく「高校から成長し社会人になった」主人公に向けているんだよね。その時の主人公は制服を着て高校の廊下に立っているにも関わらず、ね。(都市伝説の関さんみたいな感じで読んでください)

 

ということは彼らはこの主人公が「自分らと同じ年を生きているわけではない」ということを理解しているわけなんだよね。小手さんの顔が高校生じゃないからというツッコミはNOで

 

気になること②主人公の反応

主人公は彼らを見たとき「嘘だろ!?えっ、み、みんななんで」と制服になっていることや高校に戻っていることより何より先に皆がいることに驚いている。これはつまり「みんながいる状況が何より信じられない」という風にとれるよね。普通は真っ先に上述した二つに違和感を覚えると思うけど、それよりも彼らの「存在そのもの」に驚いている。ということは、普通に生きていたら皆がそろうのは有り得ないから驚いているということ...?

 

気になること③最後の歩き出すシーンに彼らがうつりこんでいる

主人公が高校でのダンスを終え、月日が経った現実に戻り、一歩ずつ歩き出すシーン。そこに一瞬、彼らがうつりこむ。


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本編と全く変わらない姿で。

 

そして主人公を指して何かを言ってみんな笑っている。それは無音のため聞き取れないためどんなシーンかわからなかった。しかし木曜日のジャニーズjrチャンネル*3にて真相が明らかになった。


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「主人公を見守る終盤の重要シーン」

そう、笑っているわけではなく「見守っている」のである。ここで見守るの意味を見てみよう。

 

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「見る、監視する」はあのシーンにおいてはさすがに違うだろうから「気を付け大切にする」という意味をとる。とすると、「気をつけ大切にする」ということは赤の他人にはそんなことはしないだろうから、やはり主人公と仲の良かった(と思われる)高校生たちが時空を超え来ている、ということになる。

 

ちなみにこのシーンは、主人公は回想で向いていた方とは逆に歩みを進めており、その背中を見るような位置で彼らが存在している。回想で向いている方を「過去」、歩みを進める方を「未来」と仮定すると、その背中を追わずにただ「見守る」彼らはつまり...?

気になること④この商品のキャッチコピー

ところでみなさんこの「オランジーナ100」にはどのようなキャッチコピーがついているかご存知でしょうか。動画の最後でも主人公が言っていますね

 

「17才を30年やってる感じ」

 

17才を30年やってる感じ...あえて47年と言わず「17才を30年やってる感じ」、ね......この動画の中で高校時代と顔が変わらないまま時間軸をまたいでる人たちといえば...?

 

 

以上のことを踏まえて考察すると、一つの説が浮かび上がります。

 

 

 

 

それは

 

 

 

 

 

「全員既にこの世にはいない」という説です。

 

 

もう少し詳しく言うと、「彼らは主人公のかつての同級生であったが何らかの事故などで主人公を残し全員この世を去る 沈んだ主人公を思い出の高校に呼び寄せ元気づけて見送る」というものです。頭はまだ大丈夫です。

 

 一見突拍子もない説のように見えますが、これが正解だとするとこの気になる点全てに説明がついてしまいます。①のセリフも「ずっと主人公を見ていた」上でのあの言葉であれば納得するし、②での主人公の驚きも頷けます。なぜならこの現実にもう彼らはいないから。そして③、④ももう彼らは成長を止めてしまっていて、主人公が大人になった今も「17歳を30年やってる」として辻褄が合ってしまう...。

 

主人公伸也は誰にでも自然に接する学生(いっぺんに話すなって俺は一人だぜ=自分は自分であり他の顔などないということ?)で、彼ら7人とは特に仲が良かった。しかし何らかのできごとによって伸也を残し7人が帰らぬ人となってしまう。悲しみを抱えたまま卒業し、いつしか世間体などを気にするような「たくさんの顔を持つ人」(=大人になることの意味?)になってしまった伸也。ある日オランジーナ100を見つけた伸也がそれを飲むと高校時代に戻ってしまい、どういうわけかもういないはずの7人がそこにいる。彼らとつかの間の”青春”を楽しむが、いつの間にか大人になってしまった自分に苦しむ。(歌の歌詞)しかし7人に励まされ「少しはナチュラルに生きてもいいかな」と過去を見るのをやめ未来へ歩き出す(向いていた方から歩みを変え先へ歩き出す)。その背中を見つめる「17歳を30年やってる」7人...やっぱり強めの薬お願いします

 

ということで(どういうことで?)以上、バッドエンド大好きな人の無理やりこじつけ考察もどきでした。

 

いやーーーーーー楽しかった!!!!!こんなインド映画みたいな楽しいCMからよくこんな暗い話を生み出せたな自分!!!!!!!でも楽しいのでOK!!!!!!!妄想は金のかからない最高の娯楽!!!!!!!!!

 

でもこのオランジーナのwebCMは本当にいろいろな解釈ができるので、この説がはたして正解といえるのか気が狂ってるといえるのかはあなたの目で確かめてください。信じるか信じないかは貴方次第です!!!!!あわよくばみんなの解釈も聞きたい

www.youtube.com

 

最初卍だと思ってゴメンね

 

 

*1:干されすぎて干からびるの意

*2:これ決してふざけてる訳じゃなくてマジでそう言ってるから 私は悪くないです!!!!!!

*3:

www.youtube.com